
https://www.honda.co.jp/news/1992/2920406.html
「NRとは、1992年に本田技研工業が発売した、楕円ピストンエンジンを搭載した750ccのオートバイである。」(wikiより抜粋)
今から約30年前のオートバイとは思えない伝説のマシンがゼンマイに入庫しました!
ご依頼内容はパワーチェックですね!当時の販売価格は520万円ですが現在の市場価格は
グーバイクに2台存在しておりまして販売価格は・・・
「1500万円」です。
ハイ、文句なしのプレミアムマシンでございます。

テールランプはこんな感じのセンターアップ2本出しです。パワーチェックですので同時に
空燃比を計測しますが差し込みから少し奥に遮閉板の様なものがあり。
(ブチ破ると馬力上がるのかな???)

恐らく冷却目的であろう大型フィンが装着されております。この奥にエンジンがあります。
パワーチェックを行った印象としましては水温がかなり上昇してましたので
こういう細かい配慮がされていたのですかね。これによる冷却効果は不明。
とりあえず左右に装着されておりますので転倒時は破損と隣り合わせです。

片持ちスイングアームです。マグネシウムホイールです。
ホワイトですのでオーナー様いわく汚れが目立つので大変との事ですが
片持ちなので掃除はしやすいでしょう(笑)

メーター回りです。5個のメーターがコクピットを盛り上げます。パネルには
「NR 32VALVES」 と刻印されております。
白黒のコントラストも視認性が良く、配置に無駄がなく大変美しいです。

こちらはキーをONにするとその存在を明らかにするスピードメーターです。
表現が難しいですがかなり奥行きがあり深い所で点灯しております。
大変綺麗で5連メーターと合わさって走行中はきっとテンション↑↑だと思われます。

シャーシダイナモにセット完了。もちろん過去に同じ車両のデータはありませんので初です。
「カタログスペック 最高出力 77ps/11,500 rpm」
さて計測結果は・・・?!

アクセル開度10%と20%です。流石HRC様です。
空燃比は綺麗に13:1で推移しております。排ガス規制とかこの時代はまだなかったですからね。

アクセル開度100%です。後半が少し濃いですが問題なしです。
パワーグラフ、トルクグラフ共に綺麗なカーブだと思います。
気になる馬力は・・・
100.45馬力です
国内仕様ですとエンジン出力で77馬力ですから明らかにリミッターなどと言った
たぐいの制御はどうやら無さそうです。オーナー様としてはリミッターがあるのでは?
と言う事で再検証。このグラフは4速でしたので次は6速で再計測します。

アクセル開度100%「6速」です。今度はしたの軸を回転軸から速度軸に変更しました。
計測上ですが260km/hはでてますので180km/hリミッタ的なものはなさそうです。
あくまでシャーシダイナモ上で回した感想ですがギヤの入りも良くスムーズでした。
エンジンブレーキが意外となさそうに感じたのと思ったより音量は静かでした!
乗ってみたいという興味は沸くものの流石に恐ろしいですね(笑)
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